補聴器の選び方

補聴器の選び方

特に初めての方は、どんな補聴器を選べばよいか、わからない方が多いと思います。お知り合いの方には「よく聞こえる補聴器」でも、それが自分にもあうとは限りませんので注意してください。

聴力にあっていること


人それぞれ聞こえ具合は違いますので軽度の難聴の方と高度・重度の難聴の方とは選ぶ機種は変わってきます。

装用する環境


人それぞれ聞こえ具合は違いますので軽度の難聴の方と高度・重度の難聴の方とは選ぶ機種は変わってきます。

主に補聴器を装用するのはどこでしょうか?日頃の生活環境やお仕事などの内容によっても補聴器の選び方は変わります。職場でヘルメットをかぶったり、汗をかいての作業が多い方、ふだんの生活では困らないけれど月に数回の会合のときにだけ不便を感じ、装用する方もいます。毎日活動的にでかけたり人と接することが多い方と、家の中にいることが多くテレビの視聴や家族との会話でのみ不便を感じる方では選ぶ補聴器は変わってきます。

身体の状態


体質的にもあったものを選ぶことも、補聴器選びの大切なポイントになります。汗をかくことが多い、耳あかが湿っているなどの体質、視力や指先の器用さ、(電池交換や手入れができるか)装用するために手を耳のところまで上げられるかどうかなど身体の状況によっても選ぶ機種は変わってきます。

補聴器の装用歴


長く補聴器を装用されている方とはじめての方とでは選定する機種も変わってきます。

補聴器店に行くときはご家族も一緒に来てもらいましょう


補聴器装用について、まわりの方にも理解してもらうことが大切です。試聴の時にご家族の方といつものように会話しながら調整することもできます。同席してもらうことで、ご家族の理解も深まります。試聴や調整、機種の選定などの説明や取扱いなどのお話をします。お話しているうちに話の内容を聞きもらしてしまうこともありますので、ご家族が同席して頂けると安心です。

通信販売でのご購入にはご注意下さい


新聞やテレビショッピングなどで、安さや手軽さを売り文句とした商品を見かけます。これは、集音機、と言う商品で、補聴器とはまったく異なります。補聴器は「管理医療機器」であり、一人一人のお耳に合わせた調整が必要です。なので、通信販売での購入は原則できません。集音機、などの類似品にご注意ください。また、メンテナンスなどのアフターサービスも必要になりますので、認定補聴器専門店での購入をおすすめします。