スマートフォン対応補聴器
スマートフォンと接続することで補聴器がとても便利になっています。
ここ数年で多くのメーカーからスマートフォンに対応した補聴器がリリースされてきています。補聴器の必要な人のうち、スマートフォンを使いこなせる人の比率はまだまだ少ないのですが、これからますます多くの補聴器がスマートフォンとつながり便利なると思われます。
![](https://soarroom.design/wp-content/uploads/2022/04/スクリーンショット-2022-04-10-16.44.55.png)
スマートフォンは主に2種類
現在流通しているスマートフォン (以下スマホ)のOS(制御方法) は主に2種類で、1つはアップル社が出しているiOSでスマホはアイフォーン (iPhone)という機種になります。もう1つはアンドロイドと呼ばれるものでアイフォーン以外のほぼすべての機種が該当します。
アイフォーンはもともと補聴器に対応したモードが設定されています。したがって補聴器とは相性がよく、通話や音楽などを中継器なしで聞くことができます。一方アンドロイド系のスマホでは今まで通話を聞くためには中継器が必要でしたが最近は新しい無線規格を使って直接に通話のやり取りがで きる補聴器も出てきました。器種によってスマホでできることに違いがありますので確認をしてください。
※スマホ対応補聴器1.2 ※引用「よくわかる補聴器選び2022年版」
![](https://soarroom.design/wp-content/uploads/2022/04/xconnectivity01.jpg)
![](https://soarroom.design/wp-content/uploads/2022/04/xconnectivity02.jpg)
![](https://soarroom.design/wp-content/uploads/2022/04/xconnectivity03.jpg)
スマートフォン対応補聴器ではこんなことができる
とてもはっきりと電話の声を聞き取れる
電話の呼び出し音や相手の声は直接補聴器に入ってくるので明瞭に聞こえます。周囲がいくらうるさくてもそれに邪魔されずに聞き取れます。電波が補聴器に届くのでスマホ(電話機/受話器)を耳に当てて聞く必要もありません。補聴器を両耳につけていれば音を両耳で聞くこともできるので、いっそう聞きやすくなります。
![](https://soarroom.design/wp-content/uploads/2022/04/image_2995.b2cimage.transformw900-retina.0.0-1.png)
![](https://soarroom.design/wp-content/uploads/2022/04/image_7bf0.b2cimage.transformw900-retina.0.0.png)
![](https://soarroom.design/wp-content/uploads/2022/04/image_2995.b2cimage.transformw900-retina.0.0.png)
リモコンとして使える
スマホを無料のリモコンとして使うことができます(ただし、中継器や送信機が必要な機種もあります)。従来のリモコンと違って多機能なことができ、プログラムの切り替えや音の大きさの調節だけではなく、自分で音の高さやモードなどを好みに調節することができます。もしかしたら将来は補聴器の調整はほとんどすべて自分でできる時代が来るかもしれません。
![](https://soarroom.design/wp-content/uploads/2022/04/smp_tv01-1.jpg)
![](https://soarroom.design/wp-content/uploads/2022/04/smp_tv02-1.jpg)